教養としての社会保障

教養としての社会保障 作者: 香取照幸 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2017/05/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 某所で紹介されていたので読んでみました。長年に渡って厚労省の社会保障政策に関わり「社会保障と税の一体…

謹賀新年

あけましておめでとうございます。 昨年中は更新結局せず終いでした。考えてみると,今までこのブログを続けていたのは当方自身が日々考えていることや思いついたことを記録として残しておく手段としての面が大きかったのですが,それに関してはTwitterのほ…

2015年のまとめ

更新も年数回となってしまった当ブログですが,恒例なので年末エントリをあげておきます。本業は相変わらずバタバタしていますが,有難いことに当ブログとともに8年目を迎えなんとか潰れずにいます。医療政策的には高齢社会の節目となる2025年まであと10年と…

医療事故調査制度は始まったけれど

医療事故調査制度スタート「予期せぬ死亡」対象 - 47news(魚拓) 医療の安全確保を目的とした医療事故調査制度が始動。「診療に関連した予期せぬ死亡事案」が対象とされ、記録などに基づいて判断する医療機関の管理者の対応が問われる。制度の柱となる「院内…

認知症のインフォーマルケアと費用

高齢化にともない認知症の患者が増え続ける中、去年1年間に認知症の人にかかった医療や介護などの費用は、およそ14兆5000億円にのぼるという初めての推計を、厚生労働省の研究班がまとめました。 認知症年間コスト 14兆円超 - NHK 首都圏 NEWS WEB …

2014年後半のまとめ

久しぶりの更新となってしまいました。本業では在宅不適切事例の適正化 - Dr.Poohの日記でも取り上げた通り訪問診療の単価が切り下げられた一方在宅医療の需要は着実に増えており,別に在宅専門というわけではないのですが,なんだかせわしない半年でした。…

混合診療解禁を巡る議論2

このところ「混合診療」の話題がメディアで取り上げられるようになりました。先日は安倍首相自ら保険外診療と保険診療が併用可能な制度を新設するように指示を出しています*1。 「保険診療と保険外診療を同時に受けた場合にも保険診療分の診療報酬が支払われ…

こっそり移転

特に深い意味はないのですが,気分一新ということで引越しました。旧ブログからリダイレクトされるのでブックマークはそのままでよいと思いますが,RSSは改めて登録する必要があるかもしれません。お手数ですが変更して頂けると幸いです。

かかりつけ医と在宅医療

前回からだいぶ間隔があいてしまいました。在宅関連の診療報酬改定について,とりあえず新年度を控えた現時点での雑感を書き残しておきます。同一建物への訪問診療が大幅に引き下げられたことでこれまでの在宅主治医が撤収してしまい,有料老人ホームやサー…

在宅不適切事例の適正化

来年度の診療報酬改定について在宅関連だとやはり「在宅不適切例の適正化」(P55)が話題になっているようです。 在宅医療を担う医療機関の量的確保とともに、質の高い在宅医療を提供していくために、保険診療の運用上、不適切と考えられる事例への対策を進め…

主治医機能の評価?

来年度の診療報酬改定の概要が発表されたので先程目を通してみました。とりあえず何だこれ?と思ったのは「主治医機能の評価」(P42)という項目です。 外来の機能分化の更なる推進の観点から、主治医機能を持った中小病院及び診療所の医師が、複数の慢性疾患…

医療事故調再び2

厚労省がかねてから推進していた医療事故調法案が今回提出の運びとなるようです。 医療事故の原因究明と再発防止に役立てるため、厚生労働省が法制化を目指す第三者機関「医療版事故調査委員会」について、自民党の社会保障制度特命委員会・厚生労働部会合同…

新年とiPad mini retina

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。昨年末にiPad mini retinaを購入しました。年内の業務が一段落してからチマチマと使っていますが、やはりなんといっても片手で長時間保持していてもほとんど疲れを感じない軽さです。主た…

2013年に買って良かったもの

はてなダイアリーのお題に便乗して、アマゾンの購入履歴から今年買ってよかったモノをいくつか拾ってみました。 書籍部門 医療とは何か ---現場で根本問題を解きほぐす (河出ブックス)作者: 行岡哲男出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/08/11メディ…

MacOSX10.9 Mavericks

メジャーアップデートMountain Lion以来です。こういうときは結構重要なアプリケーションが不具合をおこすことも多々あるため職場のMacに関しては様子見が常でした。ところが今回はつい魔が差したというか,何の気なしにアップデートのボタンを押してしまい…

大台突破13

先程PV数が1,300,000に達していたので,恒例の記念エントリをあげておきます。更新が途絶えてもこうして訪問してもらえるのは管理人として有難くもあり申し訳なくもあります。この機会に改めて御礼申し上げます。そういえば先日,どの過去エントリへのアクセ…

在宅医療のマッチング

朝日新聞のトップ記事に載っていたらしいです。ネットでは一部しか読めませんが無料登録すれば全文読めます。 朝日新聞デジタル:高齢患者紹介ビジネス横行 「先生いい話あります…」 - 社会 高齢者施設で暮らす患者をまとめて紹介してもらい、見返りに診療報…

医療事故調再び

先日より厚労省の検討部会で議論していた医療事故調の案が一応まとまり,法案として提出されることになりそうです。 18日に開催された検討部会では、診療行為に関連した死亡事例はまず、医療機関が院内で原因究明し、遺族などがその調査結果に納得できない場…

「医療否定」は患者にとって幸せか

「医療否定」は患者にとって幸せか(祥伝社新書)作者: 村田幸生出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2012/12/03メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る以前当ブログでも紹介(■スーパードクターの弊害)した『「スーパー名医」が医療を壊す』は目の付け所…

二年目の春

以下は個人情報につき事実の一部を脚色しています。昨年の初め頃,震災と津波により長年住んでいた家を失った高齢の女性が当院を受診されました。もともと独り暮らしでしたが,当地に嫁いだ娘さんが仮設住宅での生活を心配されて転居することになり,これま…

老人漂流社会

NHKスペシャル|終(つい)の住処(すみか)はどこに老人漂流社会 ささいなきっかけで漂流が始まり、自宅へ帰ることなく施設を転々とし続ける「老人漂流社会」に迫り、誰しもが他人事ではない老後の現実を描き出す。さらに国や自治体で始まった単身高齢者の…

仕事始めとブログ始め

あけましておめでとうございます。本業も一応仕事始めなのですが,ただでさえ個人事業主で休みの境界があいまいなところに年末年始にもぼつぼつ呼び出されたりしていたせいか,あまり正月明けという気分でもありません。仕事量にも結構波がありますから休め…

ブログ納め

今年一年を振り返って…といっても振り返るほど記事を書いていないのですが,一応区切りということで。個人的には終末期に関わる医療の関わりあるいは個人の意志決定について考える機会が多かったので,そうしたテーマの記事が比較的多くなりました。関連する…

書類の山4

Mac

FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500出版社/メーカー: 富士通発売日: 2012/11/30メディア: Personal Computers購入: 3人 クリック: 60回この商品を含むブログ (32件) を見る久しぶりに物欲を刺激されて発売前からAmazonで予約注文までして購入してしまいました…

大台突破11+12

今朝方確認したところページビューが1,200,000に到達していました。半年ほど前に1,100,00に達したときは気付くのが遅れてタイミングを逸してしまったので、今回まとめて記念エントリとさせて頂きました。…というか、自分のブログくらい定期的にチェックしろ…

自白の心理学

自白の心理学 (岩波新書)作者: 浜田寿美男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/03/19メディア: 新書購入: 5人 クリック: 41回この商品を含むブログ (26件) を見る身に覚えのない犯罪を自白する。そんなことはありうるのだろうか?しかもいったんなされた自…

尊厳死と医療費

直接見ていないのですが,昨夜報道番組で石原伸晃氏が尊厳死について発言していたようです。 この文脈で何がどう「誤解」なのか? - lessorの日記 以前にも胃瘻による経腸栄養を「エイリアン」と表現したことを併せると,どうも延命治療に対してかなり否定的…

終の信託

終の信託 (光文社文庫)作者: 朔立木出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/06/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログを見る延命治療の中止をテーマとして取りあげた小説で,映画化もされるとのことで読んでみました。具体的に明示は…

介護利用の知識と戦略

入院2年、老親の2000万がなぜ底をついたか - PRESIDENT Online ご両親が同時期に認知症により介護が必要な状態となり苦労された貴重な体験談です。当初は急性期病床での入院(おそらくは差額ベッドを利用),次いで「介護専門の病院」(療養型病床?),有料老人…

理想のiPadカバーを求めて

第3世代iPadを3月発売後にすぐに購入したのですが,さすがに初代iPadと比べて画質の面でもアプリの動作や反応の面でも優れ,おかげさまで快適なiOS生活を満喫しております。問題はといえば,どうもしっくりとくるカバーが見当たらないことでしょうか。個人的…