予想はしていたが


タイミングがいいのか悪いのか,厚生労働省が高齢者を入院から在宅へ誘導するための政策を検討中との記事。昨年の12月に国民健康保険中央会が提言したものとほぼ同じ内容です。着々と準備を進めていたという事でしょう。

 厚生労働省は2日、75歳以上の高齢者向けに、公的な「かかりつけ医」制度を08年をめどに創設する方向で検討に入った。特定の開業医が患者の心身の状態を普段から把握し、外来診療から在宅ケア、みとりまで対応する。患者が信頼できる医者をもつことで、入院から在宅治療への高齢者医療の転換を促し、医療費を抑制する狙いもある。患者への協力を求めると共に、かかりつけ医に支払う診療報酬を手厚くして普及をはかる考えだ。

75歳以上に「かかりつけ医」 厚労省、新制度を検討 asahi.com

これ以上は深入りしませんが,医療費抑制のため患者に求める「協力」は一体どのようなものになるのか,この記事を読む方は考えてみた方がいいと思います。


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