最後は自宅で


在療診に関する読売新聞の記事です。


在宅療養支援診療所…「最期は自宅で」 課題は数と地域差(cache)
Yomiuri online 2007年5月17日

 1950年代には日本人の8割が自宅で死亡していましたが、近年は病院での死亡者が8割を占め、自宅は12〜13%と少数派です。核家族化により、家庭の介護力が落ちたり、病院志向が強まったのが原因ですが、今も高齢者の6割が自宅での療養を望んでいます。


「高齢者の6割」のデータソースを知りたいところです。「自宅での療養」という漠然とした言い方をされたらそりゃ家にいた方がいいさと回答するんでしょうけれど,同じ「療養」でも要支援と要介護5では全然別物ですし,「自宅での死」を含めて希望しているかどうか,という点が重要だと思います。「自宅で死を迎えること」が最近美化されすぎている気がしてならないのですが...。