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たらいまわし


コムスンの件に関する報道を読んでいて思うのは,「民間企業の参入によるコストダウン」というお題目は耳あたりが良いのですが現実にはそれ相応の代償が支払われている,ということと,そもそも民間企業がまっとうに利益をあげる構造になっていないのではないかということです。すでにあちこちで議論されていることですが,医療費を削減するために診療報酬とベッド数を減らし,入院できなくなった方は介護で面倒を見ようというのが行政の言い分だった筈です。にもかかわらず,介護に対して請求できる報酬にも上限を設けるということであれば介護サービスは頭打ちになり,その結果カバーしきれない負担は必然的に同居家族にかかることになります。負担が病院→介護施設→家族へと順送りされている訳です。某新聞に言わせるならこれも「たらいまわし」ということになるんでしょうか。