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メディアリテラシー教育

報道 北海道 Mac


Leopard関連情報を漁っていたときにたまたま見かけた記事。


Apple: メディアリテラシー教育の現場で活躍するMacとiLife 夕張市立清水沢中学校


中学生が手作りで映像作品を制作するのを北海道ローカル局スタッフがサポートする,という企画のようです。iLifeシリーズを制作ツールに採用しているということでアップル公式サイトに紹介となったのでしょう。主旨としては下記に引用した通りです(強調は引用者による)。

この『夕張・清中 発信!ばりばり TVプロジェクト』の企画立ち上げから学生たちの指導に至るまで、全てに目を配るのは北海道放送HBC)テレビ本部編成制作局制作部のプロデューサー、粥川暁氏。今回のようなメディアリテラシー教育は夕張市に住む学生たちにこそ必要なことだったと粥川氏は言います。
HBCはラジオ放送を含めると55年の歴史があるのですが、メディアリテラシー教育に本格的に取り込むのは今回が初めてです。そこでHBCがどんな人たちを対象にメディアリテラシー教育を行うかと考えたとき、北海道の放送局としては夕張しかないだろうということになったんです。なぜかというと、夕張市には昨年の財政破綻報道以来、札幌の放送局だけでなく日本中のあらゆるメディアが殺到している状態なんです。もちろん学生たちも取材対象になる可能性が十分にあるわけですね。現在もメディアとの誤解から生まれる衝突が少なからず起きている状態ですが、夕張はこれから18年先まで借金を返し続けないといけない。それまではメディアとの接触が続くわけです。それならばなるべく早い段階で生徒たちにメディアの仕組みを知ってもらうことが、お互いにとって良い関係に繋がると考えたのです」


当方の理解ではリテラシー教育というのは「嘘を嘘と見抜く力」をつけることだと思うのですが,この記事を拝見する限りでは,言い方は悪いですがやっていることは「テレビ局ごっこ」程度のようです。番組制作の雰囲気のさわりだけを体験したぐらいで,なぜリテラシーが身につくのか,ましてやメディアと取材対象が「お互いにとって良い関係」を作ることができるのかよく分かりません。あえて解釈すれば「こんなに手間暇かけてやっているのがよく分かっただろうから取材には協力しろ」みたいな感じなんでしょうか。メディアが殺到して取材対象となる学生との接触が問題だと本当に思っているのなら,そっとしておいてあげればいいのにと思います。

もしかしたらこの企画がリテラシーに貢献している,という記事や番組の主張そのものがリテラシーを問うているという主旨なのかも知れませんが。