挨拶回り


母方の親戚宅へ年始の挨拶。医療関係者もいてお互いに近況報告をするも明るい話題はなし。

ひとりは都内の急性期病院勤務で,救急は何でも受ける方針のため他で断られた症例が多いとのこと。本人は急性期リハビリ担当なので受け入れよりベッドの回転に苦労しているようでした。もうひとりは地方国立大学の講師で,医局員の減少に歯止めがかからず,業務が廻らない状態とのことでした。うちの医療圏にも関係してくる話題で,医局員引き揚げを検討中らしいです。

どちらも管理職ということもあってか,ドミノ現象→地域医療崩壊というストーリーがいまひとつ実感できないようでした。当方からすると充分フラグが立っているように思えましたが…。北海道の実例を挙げて解説してあげたところ,「大変そうだね〜」と言いながら目が笑ってませんでした。たぶん明日は我が身ということは分かってもらえたと思います。