後期高齢者医療制度の周知


この時期になって当該広域連合から後期高齢者医療制度に関するお知らせが到着。保険証が患者さんの手元に届くのは3月下旬とのことで駆け込みもいいところですが,genshokuさんのブログを拝見する限りでは考える暇を与えないように悪意を持って遅らせている,というわけではなく,本気でスケジュールが押しているようです。むしろ傍から見ると良く間に合ったな,という感じ。

当事者である75歳以上の方々はほとんど状況を把握しておらず,おそらく保険証が届いてから初めて制度が変わったことに気がつくのではないかという雰囲気です。当方に出来ることといえば,高齢者の方ひとりひとりにこの制度に隠された意図をうまく説明していくぐらいが関の山でしょうか。もちろんその時間も懇切丁寧な5分間の説明に含めさせていただきます*1

追記(2008-03-08 09:30)

全国の病院、診療所、歯科、薬局の方々に、切にお願いです。
実際のところは「良く間に合った」なんて甘い状況ではないようです。デスマーチの音が聞こえてきそう。

*1:「患者の潜在的な疑問や不安等を汲み取る取組」に該当すると考えられます。