謎のダイレクトメール


世間は決算期なのかダイレクトメールがさほど繁盛していない当院にもたくさん届きます。ほとんどはゴミ箱行きですが,たまには面白いのもあります。今日は,送り主が「日本電電広告」という会社名で,さらには会社の住所が私書箱といういかにもという郵便物が来ていて,逆に興味がわいて開けてみました。中には振込用紙と当院のタウンページ広告の切り抜きが入っていて,「30日までに以下の金額を振り込んでください」と書いています。よく見るとかなり小さい字で「日本電信電話(株)発行の職業別電話帳と混同なさらぬ様お願いいたします」なんて書いてますが,明らかにタウンページと勘違いして振り込むことを期待した,ほとんど架空請求に近い商法ですね。検索してみると結構有名らしく,30年前から続いている由緒正しい会社で,毎年人海戦術でタウンページの広告を切り抜いて送りつけているようです。送り先は医療機関だけでなく多業種にわたりますが,行政書士事務所まで標的にしているのはさすがに大胆というか何というか…。