医療と司法の溝


死因究明検討会15(1)(2) - ロハスメディカルブログ

堤「参考人が出しゃばって申し訳ないが、私どもが呼ばれるのも最後だと思うので言わせてもらう。座長、仕切りで、溝が埋まった埋まったと毎回やっているけれど、それが13回(ママ)も続いてしまった原因だ。せっかく刑法学者が座長をしているのだから、医療事故の刑事責任をどうするのかキッチリ議論すれば良かったし、もし医療安全だというなら座長は医療の人間がするべきだった。座長、あなたの思うようにやったらいいのだ。毎回遠慮して、溝は埋まった埋まったとやっているからダメなんだ」


個人的には今回最大の見所。まあ確かに,議論が全然噛み合っていないのに「医療側の合意が得られた」という予定調和に持っていこう持っていこうというのが今まで感じてきた違和感の原因と考えると納得がいきます。