レセプトオンライン化先送り


医療制度改革後退 レセプト請求の完全オンライン化先送り - 産経新聞

政府・与党は27日、具体的な治療内容や投薬名、診療報酬点数が書かれたレセプト(診療報酬明細書)請求について、完全オンライン化する時期を平成23年度から、さらに先送りする方針を固めた。先送り期間については、5年にする案が浮上している。衆院選を控え、日本医師会などの反対論に配慮した。来月にも閣議決定される規制改革推進3カ年計画の改訂版に反映させたい考えだ。

医師会側が衆議院選挙を最大限利用したのはあるんでしょうけど,それをさらに利用してメディアは医師会を「抵抗勢力」として攻撃することになるんでしょう。まあ,いつものことなんですが。あと二言目にはレセプト審査の効率化とか医療費の節約と言いますが,それなら昨年4月に先行して義務化された病院のレセプトオンライン化によって支払基金がどれくらい「効率化」されたのかを検証してみたらいいと思います。

追記(2009-03-01 19:20)

様子を見ていたのですが他紙ではまったく報道されていないようです。もしかすると産経の「飛ばし」かもしれません。