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非自然死体の死因究明法案


衆議院HPで臓器移植法案のソースを探していたらたまたま見つけたのですが,「非自然死体の死因等の究明の適正な実施に関する法律案」「法医科学研究所設置法案」というのも審議中なんですね。読んだ感じでは,前者が「非自然死」の死因を究明するために警察が専門職員の派遣を要請できるという法案で,後者がその専門職員を配置する部署を設立する法案のようです。「非自然死体」というのは聞き慣れないですが,「医療関連死体」は除くということのようなので「異状死体」と区別するためにこう称しているのかも知れません。もっとも「医療関連死体」にしても法律上は明文化されていない筈ですが…。

確かに医療事故に限らず死因がはっきりすることで事故であれば予防策にも繋がる可能性もありますが,問題はやはり法案を作っただけでは必要な人員がどこからか湧いてくるわけではないことでしょう。専門職員って法医学の先生のことですよね。ただし臓器移植法案と違うのは,法案の時点ですでに適正な金額かはともかく53億円という予算が明記されていることです。このあたりは省庁としての力の違いなんでしょうか。