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官僚にも成果主義導入?


選挙を控えて政策論争も盛んですが,民主党からはこんな方針も出てきた模様です。


民主が官僚人事見直しへ…成果と評価を直結 - 読売新聞

政策背番号制」は、各省が実施する政策に、どの担当者が関与したかを記録する制度だ。
当面、課長以上を対象とする方向で、予算編成時に、政策ごとに関与した幹部に署名させるなどの方法で、個別の責任を明確にする。その後、政策が成果を上げたり、予算の節約につながったりすれば昇進させ、逆に失敗すれば降格させる考えだ。

予定している政策に必要な財源を捻出するのに行政の無駄遣いを削減するというあたりから出てきた話なのかもしれません。当方は別に行政の専門家ではなく,ここ最近の医療行政を眺めて思ったことを少し広げてみますが,間違っていたらご指摘下さい。


確かに行政組織には非効率な部分があり工夫によってコストを削減する余地があるんでしょうけど,このやり方でそれが実現できるかどうかは考慮してみる必要があるように思います。もし評価する側の見識が不充分で外面的な成果ばかりに目を奪われてしまうようだと,重要であっても目に見える結果が出にくい分野の優先順位が落ちることになるでしょう。また,責任追及を回避しようとすれば,新しい試みはまずしなくなるでしょうし,従来の政策に関しても本筋から離れた失敗を回避するための措置にばかり力を注いだ結果,かえって行政のコストが増大する可能性が高いようにも思います。


個人的には,政策の細部が決定される手続きがあまりに恣意的で,専門的見識や現場の現状に即していないことが多いと感じていて,もし行政のシステムを評価して改善するのであれば,その対象は結果よりむしろプロセスにあるのではないかと思っています。