麻疹ワクチンの接種率


はしかワクチン接種、昨年度は目標に届かず - CBニュース

昨年度から5年間に限り、新たにはしかワクチンの2回目定期接種の対象となった中1生と高3生の昨年度の接種率はそれぞれ85.1%、77.3%で、国が目標として掲げている接種率95%以上には届かなかったことが、厚生労働省のまとめで明らかになった。

同省の担当者は、接種率が目標に届かなかった理由について、「従来の定期接種の対象だった1歳児と小学校入学1年前の幼児と比較すると、親の干渉が効きにくく、本人の行動を縛りづらい」と説明。その上で、「各自治体に濃淡があるので、特に接種率が低い大都市部の対策をどうするのかを検討していきたい」と述べた。

自治体によっては接種率の低さから第3期を集団接種に切り替えたところがあって「各自治体に濃淡がある」のはそのためもあるんじゃないかと推測します。厚労省の担当者もおそらく把握しているんでしょうけど「それなら全例集団接種に」と言われるのは避けたいところなのかも知れません。高校卒業後に就職先や進学先から確認され慌てて問い合わせをしてくるケースも結構多く,各家庭に通知が来ているとはいえ,学校側から早めに周知するくらいはしても良いと思います。