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ワクチン接種の優先順位


接種は医療者、妊婦・持病の順 新型用ワクチンの優先順位 - 47news

新型インフルエンザ用ワクチンの優先接種順位について、厚生労働省は4日、インフルエンザ患者を診る医療従事者を最優先とする同省案を発表した。第2位以下は「妊婦と基礎疾患(持病)のある人」「1歳から就学前の幼児」「1歳未満の乳児の両親」の順。対象者は計約1900万人。国民の意見(パブリックコメント)を今月6日から13日まで募り、月内に最終決定する。

厚労省案によると、ワクチン接種は「死亡者や重症者の発生をできる限り減らす」のが目的。対象者には、10月下旬にも出荷が始まる国産ワクチンを優先的に使う。

最優先とされた医療従事者は約100万人で、患者を搬送する救急隊員も含めた。新型インフルエンザに感染するリスクが高く、感染すれば医療全般に支障が出ることが理由。次に「国内外で入院数や重症化率、死亡率が高い」として妊婦(約100万人)と持病のある人(約900万人)を挙げ、持病のある幼児は特に優先するとした。

もちろん様々な異論は出てくると思いますが,政府がまず基本方針を明快にするというのは大事だと思います。政権交代でその基本方針がどうなるかというのも気になるところではありますが…。


異論というほどではありませんが「インフルエンザ患者を診る医療従事者」は何を指しているんでしょうか。病院・診療所に勤務する医師・看護師・准看護師助産師・保険師の人数は厚労省の統計によれば概数でそれぞれ26.3万人*1,70.9万人,31.5万人,2.2万人,0.3万人*2なので,これだけでも120万人を越えます。さらに救急隊員も含めるということですから,5.9万人分*3が必要です。これだけでもある程度の絞り込みが必要になってきそうですが,医療機関で患者さんと対応している職種は会計や案内窓口の事務職員など他にもあるわけで,さらにいえば院外処方調剤薬局に勤務する薬剤師はどうなんでしょうか。現実的にはそうした方を含めて医療機関が成り立っていることも考えると,100万人という数字をどういう根拠で算出したのか気になるところです。