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新刊回収の真犯人


『新型インフル禍の真犯人 告発! 死の官僚』回収に関するお詫びとご報告 - 講談社 cache

出版部としては、新型インフルエンザの実態を国民にできるだけ早く伝えるため、緊急出版することにし、そのため厚生労働省医系技官の著者・村重直子氏からお話をおうかがいしたうえで、文章を編集部でまとめることにいたしました。しかしながら、編集業務を急ぐあまりに、事実関係の確認が十分でなく、医学的に不正確で、誤った表記が多数あり、結果として、村重氏の著書としては、タイトルもふくめて本意と違うものになってしまいました。著者の村重氏と話し合い、同書を可及的速やかに回収するという結論にいたりました。また同書は村重氏の書いたものでないため、同氏に内容上の責任はありません。

これを読む限り,村重氏当人が執筆したというよりはインタビューをまとめた本といった方が近いようです。出版する前の段階で出来上がった原稿を当人に確認するのをあえて省略するというのもちょっと考えにくいですが,「編集業務を急ぐ」というのは実際のところどうだったんでしょうか。いずれにしても正確さよりも多くのひとの興味を引いて売り上げを増やすという狙いがあったと想像しますが,個人的には「告発!死の官僚」なんていうタイトルの時点でまず内容を疑いますし,読む気もあまりおきないですねー。