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「総合医」を3割に

医療政策


10年後の総合医数、「少なくとも医師の3割」 - CBニュース

医療提供体制は、開業医が原則として総合医の役割を果たす「地域医療を行う診療所」、中小の地域密着型の「地域医療を行う病院」、高度な技術・機器を備えた「専門医療を行う病院」の3つに機能分化を進める。この中で総合医は原則として地域住民の初期診療を担当するとともに、入院が必要な場合はしかるべき病院を紹介し、治療内容や日程を病院の専門医などと共同で作成する。このほか、地域住民の健康づくりや保健指導についても一定の役割を担う。また、育成については「総合医も専門医」と位置づけた上で、2年間の臨床研修後の専門研修に「総合医コース」を盛り込む。10年後に必要な総合医数についての試算結果について、「少なくとも医師の3割」とした。
このほか、総合医の報酬のあり方について田中氏は、「非常に難しい要素がある」とした上で、「初期医療中心の総合医の報酬と、あらゆる高度機器、施設、機能、コメディカルを擁した専門的な治療の報酬は、別体系で対応すべきと考えている」と述べた。

医療給付が増えてほしくない立場の方がこういう見解を述べることの背景も気になりますがそれはともかく,「総合医」の数を増やすのは難しいことではありません。「総合医」の定義を変えればいいのです。10年後と言わず,今すぐでもできます。げんに当地域では,後期高齢者医療制度発足のさいに,「かかりつけ医」の申請資格が本来の主旨とは無関係な介護保険主治医研修会出席でよいとされ,地域医師会員の大部分が該当することになっていました。実際は申請しなかった会員が多かったようですが,運用次第ではいくらでも対象者を増やすことが可能という実例です。このようにやってもやらなくても実勢にあまり影響がないなら別にいいのですが,現実と一致しない認識をもとに政策を立てて現場を混乱に陥れるようなことは勘弁してほしいものです。