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700億円増だと思っていたら

医療政策


勿凝学問 282 国債11兆円の増発で医療費700億円増だと思っていたら、実質±ゼロ改定らしい(PDF)

「実質±ゼロ改定」ってホントウなんだろうかと思っていたら、今日、日本福祉大学の二木立先生から連絡がきて、改定財源を巡る今回の財務省厚労省の折衝の中で「後発品のある先発品の追加引下げ(△2.2%)」によって捻出される600億円が診療報酬改定の財源から外されて、他の予算に使うこととなったという事実があるらしく、700億円のプラス改定の裏で、600億円が改定財源から外されたのは確からしい。
医師の6割以上が投票した民主党が、医療界に感謝して、国債11兆円の増発で700億円の医療費増、つまり、国債増発分の0.6%も医療費の増加に回してくれたのかと思っていたら、実質は±ゼロとのこと。

なけなしの0.19%増もほとんどなかったことにされた模様です。負担増を否定すれば結局のところ支出削減というかたちで因果が巡ってくるのは当然で,それを選んだのは君たちですよ,という権丈先生のご指摘はごもっともかと。「医師の6割以上が…」というあたり,怒りとも諦めともつかない思いが伺われますね。