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圧力団体という幻想


いまさら日本医師会内部で政権交代が起こっても社会にはなんのインパクトもないし,たいしたニュースにならないだろうと思っていたのですが,けっこう大きく取り上げられていたのは意外でした。そもそも自前で推薦した候補も当選させる力もないわけで,医師という立場で周囲に影響を与えるどころか,得票数から考えるとどうも医師も全員が結束しているわけではないというのは明らかです。そんな状況なのに,与党幹事長がご機嫌だったり,野党議員が落胆しているという報道もどこまでホントなんだろうかという気が。まあ,医師会は開業医の利益代表で大きな政治的圧力を持っているという幻想があれば,何かあったときには抵抗勢力ということで批判対象にもできるわけで,都合はいいひとはいるのでしょう。もっとも当の医師会がそういう幻想にどこまで自覚的なのかはよく分かりませんけど。