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自分の感覚はあてにならない

日常

関連痛の話題を一般向けに解説した記事です。歯に限らず,神経の末端から中枢に至る経路のどこかで情報が交錯して実際には異常がない部位に痛みを感じるというのは,医療者にしてみれば基本的な知識であり,むしろ重大な疾患を見逃さないために留意しておかなければならない(それでも往々にして惑わされますが)のですが,一般のかたにとってはトリビア的知識ではあるのでしょう。とはいえ,患者さんが自分の症状から想定している病気と医師からの説明がくい違っていることで患者-医師関係に齟齬が生じるような事態を回避できるのであれば,「自分の感覚は思っているほどあてにならない」というのは必ずしも「役に立たない無駄知識」とはならないように思います。