iPhoneデビューの顛末


当方のモバイル環境については,1年と少し前にdocomoのportable WiFiを導入,仕事関係にはiPod touchを,出先でのメモや閲覧にはiPadを利用するという感じで落ち着いていました。このほかにdocomoのガラケーを持っていますが,ほとんど通話専用です。WiFiの2年縛りもあったので今回のiPhone祭りは見送りの予定でした。

ところがここに来て,なんとiPodが事故により使用不可になってしまいました。あまりのタイミングに,本当に不可避の事故だったのか,故意あるいは重大な過失があったのではないかという疑念を一部から受けることにもなりましたが,ともかく仕事には便利に使っていたのでなくなるのは痛手です。iPod touchを新規購入するという手もあったのですが,熟慮の末に,iPhone契約に踏み切りました。

思いもかけずビッグウェーブに乗ることになり,かなり待たされることも覚悟していましたが,地元のauショップで予約したらあっけなく発売当日に入手できました。仕事のことを考えガラケーをそのまま残して新規契約。順番待ちもほとんどなく,手続きは30分くらいで終わりました。あとで知ったのですが,ソフトバンクショップのほうは全国的なシステムトラブルがあって,かなり大変だったようです。

田舎でのソフトバンク回線の貧弱さがこれまで手を出さなかった理由ですが,さすがにauは普通に繋がります。3G回線も前評判ほど遅くは感じません。当面はガラケーと併用するにしても,携帯電話として問題なければいずれメインに昇格できそうです。ただ,docomoからiPhoneへの電話帳の移行手段が現時点でWindows限定ということで,このままでは手作業になりそうという点が気がかりです。改善を期待。

portable WiFiについてはiPad専属ということになりますが,使用状況を考えるとWiFiが必須というわけでもありません。使わなくても維持費が最低月1000円なので,2年契約の終了を待たずに解除するほうが賢明かも。贅沢を言えば,iPhoneテザリングができればよかったのですが…。