MacOSX10.9 Mavericks

メジャーアップデートMountain Lion以来です。こういうときは結構重要なアプリケーションが不具合をおこすことも多々あるため職場のMacに関しては様子見が常でした。ところが今回はつい魔が差したというか,何の気なしにアップデートのボタンを押してしまいました。終わってみれば案の定というか,とある業務に欠かせないアプリケーションが動きません。仕方ないのでダウングレードすることにしたのですが,ここからが大仕事でした。まずこういうときの定石はTime Machineでの復旧です。4時間ほどかかって処理完了したのはいいのですが,再起動するとなぜかOSXインストーラーが起動,どうもHDDを起動ディスクと認識していないようでMavericksを再インストールするかディスクをフォーマットするかしか選択肢がありません。仕方なく再インストール,旧OSのDVDから起動してクリーンインストールしようとしたり,Appleサポートコミュニティの書き込みを参考にリカバリーを試みますがいずれも失敗。もう何回か分からないくらい再インストールを繰り返してすっかり嫌気がさし,もう該当アプリケーションを使わずに業務を回すことに決めました。とりあえず一通り設定したところで,もう一度件のアプリを起動したらなんということでしょう,ちゃんと動くではありませんか。どうも必要なJavaランタイムのバージョンが違ったようで,結果的には良かったのですがこの数日の苦労は一体何だのかよく分かりません。とにかく仕事に使っているMacは軽々しくアップデートしてはならないという,いまさらの教訓が今回は骨身にしみました。肝心のMavericksですがちょっと余裕がないので感想はまたいずれ。