走る集中治療室
「走るICU」救命率アップへ 高規格救急車 県内で初導入(cache) 西日本新聞 2007年09月12日
病院のサイトが見あたらなかったのでよく分からないのですが,今年になってEMATと外傷救急センターを導入して次はこれですから,きっと救急外来の戦力が有り余った素晴らしい病院なんでしょう。ハコモノ優先で医療スタッフの消耗を考えていないなんてことはきっとない筈。昨今の救急医療崩壊のなか,羨ましい環境です。ということであれば提案ですが,
車内には超音波診断装置、心電図モニター、昇圧剤や止血剤などの医薬品、縫合止血セットなどを備えている。
これぐらいの装備なら普通の救急外来レベルのように思えます。救急車としては高機能ですが,ICUとまで呼ぶには力不足ではないでしょうか。「走るICU」を標榜するならせめてこれぐらいは導入して人工呼吸器や血液透析装置,補助人工心肺装置は搭載すべきです。もし受け入れ先にベッドが見つからなくても,トランスフォームして最大8床まで増えるようなので安心。
この特殊救急車(スーパーアンビュランス)は、救急車として患者搬送を行えるほか、大規模災害及び多数傷病者発生時等の災害現場でボディを左右に拡張することにより、フラットな床面が最大約40m2(最大ベット数8床)に広がり、救護所としての機能を有しています。
東京消防庁 - 消防車両
全長 11.0m 全幅 2.5m 全高 3.78m 車両総質量 19,000kg 乗車定員 10名