軽井沢シンドローム


内科医3人が辞職して機能停止した町立軽井沢病院のその後。

町立軽井沢病院:常勤医2人を確保、来月から入院制限など解除へ /長野(cache) - 毎日新聞 2008/03/06

 また町では派遣医の通勤にヘリコプターを利用する方向で調整を進めている。佐藤町長は「県内外の協力で医師の手当ができた。今後、産科や小児科医も充足したい」と話している。 

県内の常勤医を2人呼ぶことができたのはいいとして,さらに派遣医を出張させるためにあえてヘリコプターなんていうコストパフォーマンスの悪い手段を選択するあたりがよく分かりません。どうしてもヘリコプターを登場させなければならないような大人の事情があったりするんでしょうか。いろいろと邪推してしまいます。

ちなみに軽井沢というとやんごとなき方々が避暑に訪れたりして何となく人里離れたイメージを抱くかも知れませんが,10年前に新幹線が開業して以来東京からの所要時間は1時間強に短縮され,今ではすっかり通勤圏内です。まあ,その通勤圏内からは誰も医師は来なかったということなんですが…。