第4波とワクチン

大都市圏では春休み明けから予想通り(?)急激な新型コロナの感染者増になっています。片田舎の当地ではまだそこまでいきませんが、第3波と同様、しばらくして余波が来るのは想定され、また緊張の続く毎日になりそうです。

ワクチン接種のスケジュールもようやく具体的になり、外来での話題ももっぱらその話になります。全く新しいワクチンが心配なのは分かりますが、ウイルスそのものに対する心配(そもそも感染した時のリスクが高い方が多い)が薄れているのかなとも思います。まさしく「正当にこわがることはなかなかむつかしい」わけですね。

と思っていたら今日になってワクチン担当大臣がワクチンが無駄にならないように柔軟な対応を、と仰っていたようです。ワクチンの数が限られているから必要な人から優先的に接種する、という主旨で作られたシステムがどのくらい「柔軟」に運用できるのか分かりませんが、おそらくは人力による例外的運用が現場に委ねられるわけで、まあ大臣の言葉なのでどうにかするのでしょうけど、これからまたスケジュールが変わってくるのは困るなあと正直思うのでした。