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報道による通達3

医療政策 報道


新型インフルエンザワクチン接種回数に関する報道には足立政務官も怒り心頭のご様子で,急遽会合が招集された模様です。


新型インフル 議論そのものを公開 足立政務官ヒヤリング - ロハスメディカル

実は金曜日の夜、大臣と臨時国会に提出する法案のことで協議していた時にそこに提示された紙には臨床試験の分析結果と今後の方針が書かれていた。それを見た時に、私も科学者の端くれとして、とてもそんなことは言えないだろうということが入っている気がした。厳密に言えること言えないこと、臨床試験の目的と結果、今後の方針そういうものが分けられていない、いわばリザルトとディスカッションがゴチャ混ぜになっていて、これを見たら皆さん判断に困るだろうと思った。

上記は冒頭の足立政務官の発言です。「リザルトとディスカッションがゴチャ混ぜ」というのは,健康成人に対して行われた試験の結果から中高生や基礎疾患を有する患者さんまで1回で大丈夫という主旨の報道がされたことだと思われます。かなり興味深い議論が行われていて,この会見を公開としたことについては評価すべきでしょう。


とりあえず医療従事者に関しては健康成人のカテゴリーなので1回接種として浮いた分をどうするかという話ですが,不足している医療従事者分がキチンと行き渡るようにするのか,それともハイリスク対象者に回すのかは政治的判断になるのでしょうけど,川口記者もツッコミを入れてましたが,どうもすでに後者の流れのようです。


どういう経緯であんな記事が出たのかというあたりは現時点(2009-10-20 6:15)で更新中なので,楽しみに待ちたいと思います。あとは,ある意味記者クラブの弊害ともいえる「誤報」だっただけに,今朝の各紙がこの会見をどう報道するかにも注目です。各紙担当記者の力が問われることになるんじゃないでしょうか。