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真夏のインフルエンザ2


ここ2〜3週間成人・小児を問わず発熱を伴う患者さんはそれなりに受診されていて,その中には新型インフルエンザは当然含まれていても不思議ではないと考えるべきなのでしょう。現時点では流行が起きている集団に属する場合のみPCRによる確定診断に回すことになっていて,それ以外はあくまで簡易キットによる「A型」という判定にとどまります。その多くが実際は「新型」なのでしょうけど,簡易キットが感度・特異度とも高くない以上「新型」を厳密に判定することよりも,確定できない「新型」の患者さんが相当数いるという前提での対応が重要だろうと考えています。


いまのところ当院の対応としては国内での状況を踏まえ,簡易キットの結果に関わらず「新型」の可能性は除外できないこと,今のところ緊急を要する状態ではなく対症療法でよいが重症化したばあい放置しないことを伝えるとともに,自分が感染源となりうることを自覚していただき,ハイリスクの方との接触を避けるようアドバイスするくらいです。それでほとんどの方が納得されているようですが,お盆休みの間にハイリスク症例で亡くなられたケースが報道されたので,今日以降はその件に関しても説明が必要かも知れません。