そんなことを言われても分からない


権丈善一先生のサイトより引用。

僕はみていないけど、ある番組で、誰かが「年金記録問題は運用上の問題だから、年金制度論とは違う話」と言うと、司会者が、「そんなことを言われても分からない」となって、出演者もみんなが、「分からない分からない」ということになって、なんかしらないけど年金は分からないから争点にしないでおこうということになったらしい(結果オーライ?)。まぁ、僕の話も、ひょっとすると分からないんじゃないかな。。。

分からないのか分からないふりをしているのかはともかく,前回の参議院選挙の争点になるはずだった社会保障問題がいつのまにか「消えた年金」問題に置き換わってしまった原因は,運用上の問題と制度問題がごちゃごちゃになって報じられたというのもあるでしょう。ある意味あれで選挙を一回棒に振ったとも言えます。正面から議論したくない立場からすれば好都合だったのでしょうけど。